×

岡崎 待望のドイツ初ゴール!チームも残留決定

[ 2011年5月8日 06:00 ]

<シュツットガルト・ハノーバー>後半、移籍後初のゴールを決めるシュツットガルトの岡崎(右)

ブンデスリーガ シュツットガルト2―1ハノーバー

(5月7日)
 シュツットガルトの日本代表FW岡崎慎司(25)がドイツ移籍後初ゴールを決めた。7日のホーム最終戦のハノーバー戦に11試合連続で先発出場した岡崎は、1―0の後半16分にFWカカウのラストパスをペナルティーエリア外で、右足ダイレクトで合わせて、右サイドネットに流し込んだ。リーグ戦11試合目の出場でやっと決めたゴール。スタンドに駆け寄った岡崎はアシストしたカカウと肩を組んで、拳を突き上げた。

 待ちに待った一発だった。2月に清水からシュツットガルトに移籍したが、移籍問題のもつれから2月17日の欧州リーグ・ベンフィカ戦まで欧州デビューを待たされることになった。やっとデビューした後は、何度も決定的なチャンスは訪れたもののゴールが遠い。「チャンスがある時に決めないと、信頼を勝ち取れない」。苦しみ抜いた中で決めたブンデスリーガ日本人選手6人目のゴールに、岡崎は最高の笑顔を見せた。

 前半14分にもシュートを放つなど、試合を通して積極的に仕掛ける姿勢を見せた。持ち味の豊富な運動量も発揮し、後半45分に交代するまで走り回って守備でも貢献した。2―1で勝ったチームは4連勝で残留が決定。「まずは残留を決めたい」と話していた岡崎も安どの表情を浮かべていた。

続きを表示

2011年5月8日のニュース