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唯一のゴール演出も…内田「そのままの実力」見せつけられた

[ 2011年5月5日 15:08 ]

<マンチェスターU・シャルケ>後半、アンデルソン(左から2人目)のシュートをブロックにいった内田だったが…

欧州CL準決勝第2戦 シャルケ1―4マンチェスターU

(5月4日 マンチェスター)
 第2戦でも実力差を見せつけられた。欧州制覇3度の名門マンチェスターUに完敗。シャルケの日本代表DF内田篤人は「準決勝に来て良かった、と思うのは周りの人だけでいい。選手としては勝ちたかった」と淡々と話した。

 決勝進出には少なくとも2点が必要な状況で、逆に前半31分までに2失点。それでも対面したポルトガル代表のナニに決定機をつくらせず、同35分には右サイドからクロスを送ってチーム唯一の得点を演出した。後半立て続けにゴールを許して、4失点完敗。内田は「そのままの実力。(相手は)中を固めていたし、カウンターも上手。ボールを取ってからが速かった。いいチームだった」と認めるしかなかった。

 今季からシャルケに加入し、欧州CLでは12試合のうち11試合に先発。確かな手応えを得た23歳は「(頂点は)つかめそうでつかめない。だいぶ遠いけど、もうちょっと頑張ろうかな」とさらに上を目指し、欧州での挑戦を続ける。(共同)

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