ＦＣ東京３戦連続不発　大ブーイングやむなし

＜東京Ｖ・ＦＣ東京＞ブーイングの中、引き上げる今野（中央）らＦＣ東京イレブン

Ｊ２第１０節 ＦＣ東京０―０東京Ｖ

（5月4日）
　Ｊ２第１０節の１０試合が行われ、首位栃木が開幕４連勝を逃した。後半ロスタイムに失点し、岡山と２―２で引き分けた。東京ＶとＦＣ東京は０―０で引き分けた。千葉は深井の決勝点で愛媛に勝った。鳥取は横浜ＦＣに勝って２勝目。

　ＦＣ東京は、後半９分にＦＷロベルトセザーの退場で数的不利となりながらも攻め続けたが、スコアレスドロー。３戦連続の無得点と決定力不足は深刻で、試合後はサポーターから大音量のブーイングを浴びた。

　日本代表ＤＦ今野は「サポーターに申し訳ない。攻撃に入ったとき、１タッチパスが少ない」と猛省。２戦連続で視察に訪れた日本代表のザッケローニ監督以下、４人のイタリア人コーチ陣に堅守ぶりをアピールできたのがせめてもの救いだった。