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指揮官ダジャレで絶賛!角田が「中盤の“核だ”」

[ 2011年5月4日 06:00 ]

<仙台・福岡>後半、スライディングで相手ボールを奪う仙台・角田(右)

J1第9節 仙台1-0福岡

(5月3日 ユアスタ)
 堅守速攻。仙台の特徴を象徴するプレーを生み出したのはボランチのMF角田だった。後半21分、福岡の縦パスをカット。倒れ込みながら、右サイドのFW太田へパスを出し、ドリブル突破から決定的なチャンスにつなげた。

 手倉森監督が「セカンドボールを奪って攻撃の起点につなげ、チームに落ち着きをもたらしてくれている。まさに中盤の“核だ”」と名前をかけたダジャレで絶賛するチームのキーマン。前節までのクリア数は21でリーグ全体の4位。1メートル80、75の体を張ったプレーで泥臭くボールを奪う一方、昨季在籍した京都では4得点を決めるなど守備力だけでなく攻撃センスもある。

 今季は「一皮むけたい」という思いを胸に仙台に移籍し、開幕から4戦連続先発出場。29日の浦和戦では司令塔のMFマルシオ・リシャルデスを“完封”するなど、開幕4試合でわずか1失点の堅守を支えている。DF鎌田が「前の選手が頑張ってくれている」と感謝する最終ラインの前の“番人”がいる限り、仙台の守備は簡単には崩れない。

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2011年5月4日のニュース