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リーグワーストの北九州 昇格狙える相手から405日ぶり白星

[ 2011年5月1日 10:58 ]

J2第9節  北九州2-0愛媛

(4月30日)
 J2は30日、10試合が行われ、北九州はアウェーで愛媛に2―0で勝利。昨年3月21日の東京V戦以来、405日ぶりの白星でJ参入後通算2勝目を刻み、昨季からの連続勝ちなし記録が35試合で止まった。

 13カ月続いた暗黒のトンネルから、北九州がついに抜けた。後半21分、途中出場のFWレオナルドの今季チーム初得点で先制。4分後にやはり途中出場のFW林が2点目。最後は2アシストした池元が自ら右足で3点目のゴールネットを揺らし、三浦監督の采配的中のJ2アウェー初勝利で、愛媛に完封勝ちした。

 J参入元年だった昨季は3月21日のホーム東京V戦を唯一の白星に12分け23敗し、35試合連続勝ちなしのリーグワースト記録まで樹立。再起を賭して三浦監督が就任したが、今季開幕戦は元J1の千葉に完敗し、中断明けの24日は新参の鳥取に完封負けする屈辱も味わった。

 レオナルドは「FWである以上、ゴールを狙う意識は常に持っていた。まだ1勝。これからもっと質を高めたい」。三浦監督は「長い間勝つことができず申し訳ありませんでした。サポーター、クラブ関係者、多くの方に感謝している。昇格も狙える愛媛を相手に、きょうは狙いとしているサッカーが90分間できた」とようやくつかんだリーグ2勝目の喜びをかみしめた。

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2011年5月1日のニュース