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ドルトムント9季ぶりV!香川も今季中の復帰に意欲

[ 2011年5月1日 06:00 ]

<ドルトムント・ニュルンベルク>9季ぶり7度目のリーグ優勝に喜びを爆発させるドルトムントイレブン

ブンデスリーガ ドルトムント2―0ニュルンベルク

(4月30日)
 ドルトムントのMF香川真司(22)がブンデスリーガの頂点に立った。ドルトムントは30日にホームでニュルンベルクと対戦し2―0で快勝した。前半32分にFWバリオスがこぼれ球を右足で押し込んで先制。さらに同43分にはMFレバンドフスキが相手GKをかわして追加点を挙げた。2位のレバークーゼンがケルンに0―2で敗れたため、2試合を残してドルトムントの01~02年シーズン以来9季ぶり7度目の優勝が決定した。

 今季から加入した香川は開幕戦からトップ下に君臨し、スタートダッシュの原動力となった。前半戦の全17試合に先発出場して8ゴールを記録し、リーグが選出した前半戦のMVPに輝いた。

 だが、日本代表の一員として出場した1月のアジア杯で右第5中足骨を骨折して戦線を離脱。「あのような前半戦を経験できたことは幸せでした。ただ、その後にケガをして失望したし、フラストレーションもたまった」と振り返った。

 優勝の瞬間をピッチで迎えることはできなかったが、香川は今季中の復帰をあきらめていない。クラブ側は今季の残り試合を欠場させる方針を固めていたが、「(クロップ)監督と話して、最終節でもいいから試合に出られるように頑張ると伝えた。分かってくれたし、(ツォルク)強化部長も理解してくれた」と14日のホーム・フランクフルト戦までに復帰できるよう直談判したことを明らかにした。今季中に必ず復活を果たして、ピッチ上でサポーターと優勝の喜びを分かち合う。

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