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新背番号7に期待 ゴトビ監督「清水のイニエスタになれる」

[ 2011年4月2日 12:42 ]

京都へのリベンジを誓う清水MF山本真

 J1清水は2日、アウスタでJ2京都と練習試合を行う。右太腿痛のMFアレックス(27)に代わって先発が濃厚なMF山本真希(23)が復活をアピールする。

 リーグ戦の中断期間では2度目の練習試合。3月26日のJ2横浜FC戦と同様4―1―2―3で臨むことが有力。攻撃的なMFで起用される見込みの山本真は「数少ないチャンス。ずっと(主力組に)いられるようにアピールしたい」と意欲を高めた。

 甲府に移籍したMF伊東の背番号7を受け継いだ。鹿児島キャンプ中の2月16日、京都との練習試合で先発したが0―2で完敗。試合後、ゴトビ監督から全員の前で「走れていない。戦えてない」と叱責(しっせき)され、その後は主力組でプレーすることが少なくなった。

 ここにきてゴトビ監督は「努力して一生懸命自分の弱点を消していた。セカンドチームでもよくやっていた」と前向きな姿勢を高く評価。「エスパルスのイニエスタになれる存在だ」とバルセロナのスペイン代表MFにイメージを重ね、どん底からはい上がった男に期待を高めた。

 「開幕前は戦術が変わって考えすぎた。あすはバランスとボールを奪うことを目指す。前回の京都戦はふがいないプレーをしてますから」と山本真にとっては、大きな意味のある試合となりそうだ。

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2011年4月2日のニュース