×

デルピエロも立ち上がった「日本には美しい思い出ばかり」

[ 2011年4月2日 09:03 ]

慈善プロジェクトのTシャツを披露するユベントスのアレッサンドロ・デルピエロ。右は在ミラノ日本総領事館の城守茂美総領事

 サッカーの元イタリア代表で、同国1部リーグ(セリエA)ユベントスのFWアレッサンドロ・デルピエロ選手(36)が1日、トリノで記者会見を開き、東日本大震災の復興支援のために慈善プロジェクトを始めると発表した。1枚15ユーロ(約1770円)のオリジナルTシャツの売上金を日本赤十字社に寄付し、義援金口座を開設する。

 シャツにはイタリア国旗の上に、日の丸と「友」の文字がデザインされている。同選手は「トヨタカップや2002年のワールドカップ(W杯)で訪れた時など、日本には美しい思い出ばかり。特に仙台では代表合宿もしたし、心を痛めている。多くの人にこの計画に賛同してほしい」と呼び掛けた。

 会見に同席した在ミラノ日本総領事館の城守茂美総領事は「お話をいただいてびっくりした。本当にありがたいこと」と感謝した。(共同)

続きを表示

2011年4月2日のニュース