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名古屋が慈善イベント 総額1342万2467円の義援金

[ 2011年4月2日 18:18 ]

広島との練習試合前、募金を集める名古屋の闘莉王(右)

 サッカーJ1の名古屋が2日、東日本大震災復興支援のため豊田市の豊田スタジアムで広島を招いて入場無料の練習試合を行い、慈善イベントを開催した。

 試合前に約1時間、名古屋の選手が交代でスタジアム入り口に立って募金を呼び掛けた。1枚千円の抽選券代が義援金となる「チャリティー抽選会」では、玉田圭司選手(30)が昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で着用した日本代表のユニホームなどが出品され、募金と合わせて総額1342万2467円の義援金が集まった。

 約1万人が観戦した試合は、広島が2―0で勝った。名古屋のストイコビッチ監督(46)は「多くの人が集まって団結力があった」と話し、田中マルクス闘莉王選手(29)は「小さなことの集まりで大きなことになる」と活動の意義を強調した。

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