茂庭「やれることを精いっぱいやらねば」

　Ｃ大阪は１６日にアジア・チャンピオンズ・リーグ（ＡＣＬ）１次リーグで山東魯能（中国）と対戦する。１４日は日、関西空港発の航空機で済南入りした。

【ACL】

　未曽有の危機の中で迎えるクラブ史上初の国外公式戦。Ｃ大阪は午前中に北京経由で済南入りした後、室内ジムで体を動かすなど軽めのメニューで１６日の山東魯能戦に備えた。

　主将のＤＦ茂庭は「サッカーをやっている場合かという意見もあると思うし、プレーで勇気づけるという見方もあると思う。どうコメントすればいいのか難しい」と複雑な心境をのぞかせ「ただ僕たちはやれることを精いっぱいやらなければ」と悲壮な決意を示した。レヴィークルピ監督も「試合に集中するしかない。こういう時こそ一つになって勝利を捧げることが最も大事な仕事になる」と力を込めた。