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Jリーグ再開 4月第2週以降にずれ込む見通し

[ 2011年3月15日 19:07 ]

 サッカーのJリーグは15日、東京都内で開いたJ1、J2の臨時合同実行委員会と理事会で、東日本大震災の影響で3月中の中止が決まった公式戦の再開日程を協議したが、4月最初の週末となる2、3日からは困難で、翌週以降にずれ込む見通しとなった。22日の合同実行委で再開時期を決める方針。

 大東和美チェアマンは、「実行委では4月第1週からの開催は難しいとの意見が大半を占めた」と説明した上で「2、3週目以降で、できるだけ早く再開したい」という見解を述べた。再開の条件としては、人々の生活が通常レベルに戻るなど公共の利益を最優先すること、被災したクラブの現状を考慮して公正性を保つことを挙げた。

 実行委ではJ1鹿島の井畑滋社長が、カシマスタジアムの損壊状況を報告した。被災の深刻なJ1の仙台と山形は欠席し、書面で現状を伝えた。

 理事会では、仙台、鹿島などホーム競技場が損壊したクラブが優先的に東京・国立競技場を使用できるなど、本拠以外の競技場で試合を開催できるよう暫定的に規約を改正することを承認した。

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2011年3月15日のニュース