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シュツットガルト岡崎 ベンフィカ戦で欧州デビュー!

[ 2011年2月18日 03:52 ]

<シュツットガルト・ベンフィカ>ゴールを決めたハルニクに抱きつく岡崎

 J1清水からシュツットガルトに移籍した日本代表FW岡崎慎司(24)が、新天地で公式戦に初出場。欧州リーグのアウェー・ベンフィカ戦で先発フル出場を果たした。

 岡崎は左サイドの攻撃的ポジションでプレー。相手にボールを支配される展開の中で、前線から献身的な守備を披露。前半15分には、相手2人を振り切り枠をとらえた鋭いシュートを放つなど、チーム合流から間もない中で及第点の動きを見せた。

 試合はシュツットガルトが前半21分、ハイナルの縦パスを、ディフェンスラインの裏に抜け出したハルニクが、相手キーパーの頭上を越すループシュートでゴールに流し込み、1―0とリードして前半を折り返した。

 後半に入るとシュツットガルトは完全に劣勢に。後半25分、カルドソに左足で同点ゴールを決められると、後半36分、ハラのミドルシュートで逆転を許した。後半40分には、ペナルティエリア手前のゴール正面でくさび役に入った岡崎がフリーキックを獲得。エウソンがグラウンダーでゴール左隅を狙うも、ポストに阻まれ、シュツットガルトは1―2で黒星を喫した。

 岡崎は、必要な国際移籍証明書が発行されないトラブルに見舞われたていたが、国際サッカー連盟(FIFA)がこの日、暫定的な選手登録を認める裁定を下したばかりだった。

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2011年2月18日のニュース