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ザック監督、チームにカツ!「もっと考えろ」

[ 2011年1月11日 06:00 ]

練習前、長時間の円陣を組むザッケローニ監督(左から3人目)と選手たち

アジア杯1次リーグB組 日本―シリア

(1月13日 カタール・ドーハ)
 ザッケローニ監督がヨルダン戦から一夜明けた10日、チームにカツを入れた。午前練習前にスタッフを含めたチーム全員をピッチ中央に集め、約15分間の青空ミーティングを敢行。プレー内容やメンタル面での改善を求めた。

 精神面では「まだアジア杯モードに入っていない」と気持ちの切り替えを要求。また試合直前の過ごし方にも触れ「試合開始2時間前のスタジアム入りは早過ぎた」と話したという。プレー面については試合後の会見で「攻撃の組み立てが遅い。ボールをもっと速く回さないといけない」と課題を指摘していたが、この日も「引いた相手に同じような攻撃を続けていてもしようがない。もっと考えろ」と注文をつけた。

 指揮官はヨルダン戦後、フィジカルコーチのアルバレッラ氏を除く全スタッフで同組の裏カードであるサウジアラビア―シリア戦を観戦。協会幹部によると「日本―ヨルダン戦のコピーのような試合だった。サウジがボールをキープしシリアがカンターを仕掛ける展開」と感想を述べていたという。13日のシリア戦ではヨルダン戦と同じ失敗は許されないだけに、今後の対応が注目される。

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2011年1月11日のニュース