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広島が初の決勝切符!山岸「いい試合だった」

[ 2010年10月11日 06:00 ]

<清水・広島>後半19分、先制ゴールを決めた山岸(左から2人目)と笑顔の広島イレブン

 【ナビスコ杯 広島1―1清水】クラブ史上初となる決勝への扉を、移籍1年目のMF山岸が切り開いた。0―0の後半19分、MF森崎和のパスを受けて速攻を仕掛けると、左サイドからゴール右隅へ突き刺す鮮やかな先制弾。5月1日のFC東京戦以来、約5カ月ぶりの公式戦ゴールでチームに貢献。その後に追いつかれたものの、決勝切符を手にした。

 「思いっきり打ったら、いい位置に入った。前半から難しい試合になったけど、みんなが走りきったいい試合だった」。今季、川崎Fから加入。開幕戦先発を勝ち取りながらも夏場に左ひらめ筋(ふくらはぎ)を損傷して離脱するなど苦しんだだけに、喜びもひとしおだった。
 磐田との決勝には9月上旬に右肩鎖関節脱臼の手術を受けたエースFW佐藤も復帰できる見込み。試合後、佐藤から届いた「広島に来てくれてありがとう」というメールに「一緒に優勝しよう」と返した山岸。日本代表合流中のDF槙野、GK西川も戻り、全員で08年ゼロックススーパー杯以来となるタイトル奪取を目指す。

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2010年10月11日のニュース