×

2年前と同じく…またも宿敵韓国に力負け

[ 2010年10月11日 20:42 ]

 【U―19アジア選手権】1次リーグを3戦全勝で突破した日本の前に立ちはだかったのは、またも韓国だった。2年前と同じく準々決勝でライバルに敗れ、2大会連続で世界への道を閉ざされた。布監督は「残念な結果になってしまった」と悔しさをかみしめた。

 序盤から韓国がロングボールを放り込む戦術を徹底し、主導権を握った。それでも日本は前半13分に先制し、さらに30分には幸運にもけり直しとなったPKを指宿が決めた。運も味方して2―0とした。
 ここから韓国の猛反撃を受けた。わずか16分間で一気に3点を失い、逆転を許した。球際や空中戦でことごとく競り負け、布監督は「しっかりとポジションを取る、ヘッドではね返すというところが足りなかった」と敗因を挙げた。
 六平主将は「思ったよりも(相手)FWが強かったことで、思うように対処できなかった」と率直に話した。U―20W杯で得られたであろう世界の同年代の力を肌で感じる機会も失う痛恨の敗戦となった。(共同)

続きを表示

2010年10月11日のニュース