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アルジェリア人がエジプト会社を襲撃

[ 2009年11月18日 06:00 ]

 W杯アフリカ最終予選C組は、全日程を終え得失点など全成績で並んだアルジェリアとエジプトによる一発勝負の決定戦を18日に中立地のスーダンで行う。両チームにとっては過去に数々の遺恨を残してきた因縁対決となる。

 90年のイタリア大会最終予選での対戦時にはアルジェリアが敗れて出場権を逃し、両チームの選手やファンが衝突。14日にエジプトで行われた最終戦でも、現地入りしたアルジェリアの移動バスが投石被害に遭い選手4人が負傷した。
 国家の威信を懸けた今回の大一番を前に、アルジェリア人がアルジェリアのエジプト系通信会社やエジプトの空港で備品を破壊するなど、早くも緊張感は最高潮に達している。これを受けスーダンは1万5000人の警備隊の動員を急きょ決定。両チームの宿泊先のホテルも万全の警備態勢を敷くことになった。

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2009年11月18日のニュース