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岡ちゃん 先発メンバーは「当日決める」

[ 2009年11月18日 06:00 ]

会見で香港・金監督(右)と話す岡田武史監督

 日本代表の岡田武史監督(53)は試合前日になっても先発メンバーを決めかねていた。コンディションが整っていない4選手のうち、右アキレス腱痛の遠藤と腰痛の松井は状態が回復。だが、公式会見で「(右足首痛の)玉田は微妙です。最終的にはドクターと3人で話し合って決める。(左太腿裏痛の)駒野は(状態が)戻っているけど、この2人は分からない」と説明した。今年の最終戦となる香港戦はメンバーの入れ替えを最小限にして「現時点でのベストメンバー」で臨む予定。そのためにも負傷者の回復をギリギリまで待ち、「スタメンは当日になって決める」と話した。

 5試合ぶりに無得点に終わった南ア戦を受け、岡田監督は約15分間のミーティングを行った。南ア戦のビデオを見せ「守備は良かったけど、(攻撃の)最後のところができていなかった。10月の3試合を思い出そう」と3試合で合計13得点を奪った香港戦、スコットランド戦、トーゴ戦のイメージを取り戻すことをイレブンに求めた。「南ア戦はコンセプトの6、7割しかできていなかったが、それを7、8割に持ってきて、アウェーで勝ち点3を狙いたい」。世界に通じるサッカーを見せて09年を締めくくる。

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2009年11月18日のニュース