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松井、左太腿肉離れ…代表合流微妙に

[ 2009年8月22日 06:00 ]

 岡田ジャパンで攻撃の一角を担うグルノーブルのMF松井大輔(28)がオランダ遠征を回避する可能性が出てきた。クラブ関係者によれば、左太腿肉離れの影響で23日のランス戦、29日の古巣サンテチエンヌ戦を欠場することが濃厚。今月31日にオランダ入りする日本代表への合流も微妙な状況になってきた。

 岡田監督は既にグルノーブル側に松井の招集を求める文書を送付。「海外組が日本代表として練習できる期間は、約3カ月しかない」と話しており、今回のオランダ遠征も国内、海外組を融合する貴重な時間ととらえていた。現在は松井の劇的な回復を祈るしかないが、負傷が筋肉系なだけに、28日の代表発表までの完治は難しい状況だ。

 今季の松井は、来年6月のW杯南アフリカ大会出場を見据え、出場機会を求めてグルノーブルに移籍。開幕のマルセイユ戦(8日)で新天地デビューを果たし、順風満帆なスタートを切ったはずだった。松井にも、岡田ジャパンにとっても手痛いアクシデントとなりそうだ。

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2009年8月22日のニュース