連覇に挑むＧ大阪　加地の代わりに安田理

初戦を前に調整する遠藤らＧ大阪イレブン

　【ＡＣＬ】昨季のアジア王者として２連覇に挑むＧ大阪は９日、大阪府吹田市内の練習場で約１時間、軽く調整した。小雨の中、選手たちは緊張感も漂わせながら、グラウンドの半面を使ったミニゲームなどを行った。

　７日のＪ１開幕戦では加地が左ひざを負傷。代わって安田理が右サイドバックに入り、動きを確認した。
　ホームで迎える１０日の初戦を前に、西野監督は「連覇を視野にあすからアプローチしたい。結果を追求したい」と引き締まった表情で抱負。対戦する山東については「中国のチャンピオン」と警戒感を示し「様子を見ながらはできない。ディフェンスだけでなく、オフェンスも圧力をかけていく」と話した。

　▼Ｇ大阪・西野朗監督の話　昨年のチャンピオンとして期待されている。ホームの第１戦なので結果を追求したい。先発メンバーがコンセプトを持って、やってくれればいい。

　▼山東・トゥムバコビッチ監督の話　厳しい試合になると思うが、全力を尽くしたい。自分たちの実力をもって臨みたい。プレッシャーはかかっていない。