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メッシダメ押し!バルサがクラシコ完勝

[ 2008年12月15日 06:00 ]

<バルセロナ・Rマドリード>後半ロスタイム、ダメ押しのゴールを決めて喜ぶメッシ

 スペイン・リーガエスパニョーラ第15節の2試合が13日に行われ、首位バルセロナがレアル・マドリードとの“クラシコ”を2―0で制し、宿敵との勝ち点差を12に広げた。後半38分にFWエトオが先制点を挙げ、ロスタイムにFWメッシの追加点でダメを押した。

 今季最多の観衆9万6509人で埋まったホームのカンプ・ノウが沸いた。昨季2戦2敗した永遠のライバルに雪辱し、バルセロナが3季ぶりの覇権奪回に踏み出した。

 「レアルに勝った意義は大きいが、1試合に勝ったにすぎない。大事なのはこれからも地に足を着けて戦うこと」とグアルディオラ監督は気を引き締めたが、勢いの差を見せつける勝利だった。

 前半こそ攻め急いでカウンターから危機を招いたが、後半はリズムをつかんだ。エトオは25分にPK失敗も、38分に右CKの折り返しを右太腿で押し込んで先制。終了間際にはカウンターからメッシがループシュートを決めて突き放した。

 「後半は冷静に試合をコントロールできた」とメッシ。苦戦しながらも最後は力の差を結果に反映させ、バルサがさらなる加速を予感させた。

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2008年12月15日のニュース