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大久保移籍へ着々…練習見学、監督と会談

[ 2008年12月15日 06:00 ]

 ボルフスブルクからオファーを受けている神戸の日本代表FW大久保嘉人(26)が14日、ボルフスブルクの練習見学に訪れ、市内で獲得を熱望するマガト監督と会談した。関係者によると6日の最終節・柏戦で今季日程を終えた大久保は12日に家族で欧州旅行に出発。13日に行われたハンブルガーSV―ボルフスブルク戦の会場にも姿を見せ、トーマス・クロート代理人と観戦。その姿は14日付のビルト紙でも報じられた。

 神戸との契約は10年まで残っており安達社長は移籍金12億円を要求しているが、ボルフスブルク側が用意しているのは400万ユーロ(約4億8000万円)。金額に大きな開きがあるが、双方で海外移籍に関する契約内容の見解に違いがあり進展していない。17日にはアウェーで行われるUEFA杯ACミラン―ボルフスブルク戦を観戦予定の大久保。“下見”で移籍への気持ちが固まるかどうか。

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2008年12月15日のニュース