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「あまりにも遅すぎた」仙台ゴール

[ 2008年12月13日 20:43 ]

磐田に敗れてJ1昇格を逃し、肩を落とす仙台イレブン

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 【仙台1―2磐田】あと一歩だった。仙台の6季ぶりのJ1昇格は目の前に見えていた。関口はその一歩を「小さいように見えて大きかった」と言った。
 0―2で迎えた後半ロスタイムは4分。梁勇基のFKは鮮やかなカーブを描いてゴールに吸い込まれた。2―2の引き分けに持ち込めば「アウェーゴール」の数で仙台の昇格が決まる。残り2分で、あと1点。シュートを浴びせ続けたが、はね返された。無情の笛が鳴り、選手はピッチに崩れ落ちた。
 「ゴールがあまりにも遅すぎた」。手倉森監督は悔やんだ。今季、ヘッドコーチから昇格し、昨季から続けてきた「人もボールも動くサッカー」に磨きをかけてきた。この継続性こそ仙台が昇格争いをする原動力だ。
 J1磐田に一歩も引かず、ボールを動かして再三ゴールに迫った。シュート数も上回った。だが、J2で露呈してきた決定力不足が大一番でも出た。「この1年の課題が出た」とうなだれる関口。J1相手に対等に戦えることを示しつつ「足りない部分」もはっきりした試合だった。

 ▼仙台・梁勇基 アウェーの中、来てくれたサポーターに感謝している。いい仲間がいたからここまでやってこられた。

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2008年12月13日のニュース