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19歳・松浦2発!磐田J1残留決めた

[ 2008年12月13日 16:06 ]

<磐田・仙台>前半、先制点を決め喜ぶ磐田・松浦(中)

仙台、点取るJ1獲る!エース平瀬出番だ

磐田残留へ…松浦今度は初ホーム弾決める

 J1・J2入れ替え戦第2戦は13日、静岡県磐田市のヤマハスタジアムで行われ、J1・16位の磐田がJ2・3位の仙台に2―1で勝ち、1勝1分けで来季の残留を決めた。第1戦は1―1だった。

 最初のチャンスは仙台。前半17分、梁勇基の右FKに磯崎がヘッドで合わせたが、磐田GK川口が押さえた。同24分には梁勇基の左クロスに、ゴール前でフリーのナジソンが右足で合わせたがゴールの枠を捉えられず好機を逃した。劣勢の展開だった磐田だが、前半41分に先制。前田の左クロスをゴール前の松浦が胸で押し込み、2戦連続のゴールを決めた。1―0で磐田がリードして前半を終了した。

 反撃を狙う仙台は後半開始からエースのFW平瀬を投入。24分にはヘディングシュートを放ったがGK川口の好セーブに阻まれた。磐田は同25分、カウンターから追加点。駒野の自陣からのロングボールを受けた松浦が右足でゴール左に突き刺した。仙台はロスタイムに左サイドでFKを獲得。梁勇基が右足で直接ゴールを決め、1点差に迫ったが反撃もここまで。03年以来のJ1復帰はならなかった。

 ▼磐田・オフト監督 最初の20分くらいは神経質になっていて、いいプレーができなかった。1―0になって落ち着いた。(監督に就任した)3カ月前の目的を考えると満足している。来季のジュビロは、フレッシュなスタートが切れると思う。

 ▼磐田・駒野 ジュビロのやりたいサッカーがここ2試合できている。みんなでカバーしていい守備ができて、いい攻撃につながった。

 ▼鬼武健二・Jリーグチェアマンの話 最後の最後まで大激闘だった。きょうのゲームは今シーズンのベストゲームの一つと言ってもよいほどの記憶に残る戦いだった。磐田はJ1の意地を見せてくれた。仙台も最後まで健闘したが、残念だった。

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2008年12月13日のニュース