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フランス“死のC組”で痛恨ドロー

[ 2008年6月11日 06:00 ]

得点することができなかったフランスのベンゼマ

 【欧州選手権 フランス0-0ルーマニア】C組フランスは格下のルーマニア相手にまさかのスコアレスドロー発進となった。イタリア、オランダと強豪国がひしめく“死の組”にあって、ルーマニアはFIFAランキングが最も低い12位。だが、代表最多得点を誇るFWアンリをケガで欠き、ドメネク監督は4―4―2の2トップにFWアネルカ、ベンゼマの初コンビを起用したが機能しなかった。

 前半33分、ショートコーナーからMFリベリのクロスをアネルカが頭で合わせたが、クロスバーの上。結局、前半に枠をとらえたシュートはゼロで、後半途中には2トップをベンチに下げるなど、決定力不足が浮き彫りとなった。指揮官は「相手はイタリアのように守備が堅かった。攻撃が単調だった」。アンリに加え攻守の要・MFビエラを故障で欠く布陣は前途多難を思わせた。

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2008年6月11日のニュース