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岡田監督こだわりの3バックでいく!

[ 2008年3月22日 06:00 ]

岡田監督(中)は自信の3バックでバーレーン戦に臨む可能性が高くなった

 岡田ジャパンが3バックでバーレーン戦に臨む可能性が高くなった。鹿島、G大阪の5選手もドバイ合宿に合流し、全選手がそろった21日、阿部、中沢、今野の3バックから攻撃を組み立てる練習に力を注いだ。内田が右MF、安田は左MFに入り、従来の4バックから方向転換。ピッチ上にはかつて横浜をJ1連覇に導いた得意の3―5―2布陣が広がった。

 20日の地元クラブ、アル・ナスルとの練習試合では3―5―2の布陣で臨んだ前半、各選手に混乱が見られた。相手の3トップにポジションを入れ替えられ、ピンチを招いた。中沢は「4バックの方が守りやすい。慌ててしまいマークの受け渡しがうまくいかなかった」と反省。ボランチの中村憲も「予想以上に後ろに引っ張られ、押し込まれた」と振り返っていた。
 だが、岡田監督のこだわりは強かった。3次予選のヤマ場と言われる試合。「バーレーンには、まだ決めてないと言っておいて」とけむに巻いたが、自信ある黄金システムと“心中”するつもりだ。残された時間で、可能な限り成熟度を高めていく。

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2008年3月22日のニュース