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バルセロナ敗退 3冠消えた…

[ 2008年3月22日 06:00 ]

 スペイン国王杯の準決勝第2戦の残り1試合が20日に行われ、アウェーのバルセロナはバレンシアに2―3と敗れた。2戦合計3―4で昨季に続き準決勝で敗退。今季3冠(欧州チャンピオンズリーグ、国内リーグ戦、国王杯)の夢を断たれた。バレンシア―ヘタフェの決勝は4月16日に行われる。

 バルセロナが過去最多の24回の優勝を誇る国内カップ戦で、10季ぶりの決勝進出を逃した。今季1つ目のタイトルを逃し、DFプジョル主将は「この敗戦はとてもキツい打撃だ。チームは一刻も早く立ち直らなければならない」と残りの欧州CLと国内リーグ獲得へ向けて気持ちを切り替えた。ホームでの第1戦を1―1で引き分け、この日も前半を0―2とリードされる苦しい展開。後半にFWアンリとエトオが得点したが、FWロナウジーニョが体調不良で離脱したのが痛かった。ライカールト監督は「安易にバレンシアのゴールを許してしまったものの、困難な状況で戦い続けたチームに誇りを感じる」と話した。

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2008年3月22日のニュース