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玉田“バーレーン専用男”じゃない

[ 2008年3月18日 06:00 ]

ドバイへ出発する玉田(左)ら日本代表イレブン

 サッカー日本代表のFW玉田が“限定招集”のイメージを払しょくする。04年のアジア杯準決勝のバーレーン戦で2得点した相性で、今回招集されたような雰囲気になっていることに反発。「あまりうれしくない。もう記憶も薄れてきたし」と過去との決別を誓った。

 今の自分に自信があるからこその言葉だった。今年1月、スイスのFCチューリヒへの移籍に心が揺れていた時に聞いたのが、岡田監督が興味を示しているとの情報だった。心の片隅にこの言葉が引っ掛かり、悩んだ末に名古屋に残留することを決意。ストイコビッチ監督の下で輝きを取り戻した。
 結果的にこの決断がなければ代表返り咲きはなかった可能性もあるだけに「日本にいた方が見てもらえるし。残ったのは正解だった。今、名古屋でいい時期を迎えている」と充実の表情を浮かべた。新たな歴史をつくる準備はできている。

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2008年3月18日のニュース