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阪本 決勝進出!「信じられない」

[ 2012年8月10日 20:26 ]

ロンドン五輪カヌー

 スプリントの男子カナディアンシングル200メートルで、阪本直也(和歌山県教委)は準決勝の3組3着だったが、タイム順で拾われて決勝に進んだ。

 パワーが必要で日本選手が得意とはいえないカナディアンシングルで、阪本が1984年ロサンゼルス五輪の井上清登以来となる8位以内を決めた。今回のスプリントの日本勢でもただ1人、決勝に残った24歳は「信じられない。世界選手権やワールドカップ(W杯)でも200メートルで決勝に行ったのは初めて」と目を丸くして喜んだ。 

 女子カヤックシングル200メートルは、2010年世界選手権3位の北本忍(富山県体協)が準決勝の2組3着となり、タイム順で漏れて決勝進出を逃した。

 男子カヤックシングル200メートルの松下桃太郎(石川県体協)は準決勝で1組7着に終わって決勝に進めず、同カヤックペア200メートルの渡辺大規(ユニー)、松下組は予選2組の6着で準決勝に進めなかった。

 ▽阪本直也の話 予選は緊張して自分のこぎを見失っていたが、準決勝はリラックスしてこげた。決勝進出を目標にしていたのでうれしい。信じられない。

 ▽松下桃太郎の話 コーチとも話し合い、2種目出ることを決めた。(レースが重なり)体力的にきつかった。全力でやってこの結果だったのでしょうがない。

 ▽北本忍の話 向かい風にうまく対応できなかった。(準決勝の)ラストはこいでいても体が動かなかった。メダルに届かず、本当に残念です。(共同)

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2012年8月10日のニュース