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五輪前スパーの下田がエール「清水はカバジェロ」

[ 2012年8月10日 06:00 ]

7月に元世界王者の下田とスパーリングをした五輪代表の清水(左)

ロンドン五輪ボクシング

 44年ぶりのメダルを確定させた男子ボクシングのバンタム級、清水聡(24=自衛隊)とミドル級の村田諒太(26=東洋大職)は10日、準決勝に臨む。

 大会前の国内での練習で、清水とスパーリングを行った元WBAスーパーバンタム級王者・下田昭文(27=帝拳)は「清水は手打ちに見えて実はパンチがある。右ジャブからの左ストレートが良かった」とあらためて評価した。

 1メートル79で長いリーチ。バンタム級では規格外の体形の清水について、王者は「例えるならカバジェロ」と言う。身長1メートル80、リーチ1メートル87から繰り出すパンチで昨年12月に細野悟(大橋)に完勝した、世界2階級制覇のWBAフェザー級王者セレスティーノ・カバジェロ(パナマ)を引き合いに出し、「清水も長身で距離が遠く、やりづらい。あまり海外にもいないタイプ。金メダルを獲って帰ってきてほしい」とエールを送った。

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2012年8月10日のニュース