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大津出身地の水戸市長“感謝の手紙”父に託す

[ 2012年7月28日 06:00 ]

 スペイン戦で虎の子のゴールを決めたMF大津祐樹の出身地・茨城県水戸市も、試合から一夜明け歓喜に包まれた。

 高橋靖市長も値千金の劇弾に大興奮。27日、大津への激励の手紙を急きょ作成することを決定。午後に大津の父親、正志さんを市役所に招き、手紙を託した。市の担当者によると、水戸市長が一個人にメッセージを送ることは「記憶する限り、過去にない」という。

 手紙はA4用紙1枚にワープロで「郷土水戸におきましても、多くの市民が大津選手の活躍を喜び、誇りに思っています」などと記され、正志さんを通じて大津本人に届けられる。

 自宅のテレビで試合を見たという市長。大津が水戸市出身であることは知っており、かねて熱視線を注いでいた。正志さんと対面した市長は「頑張ってください。水戸市の宝です」と言葉をかけ、がっちりと握手。「ケガの回復に努められグループリーグ突破、メダル獲得を目指しさらなる健闘をお祈り申し上げます」とコメントした。

 また、大津の地元学区内の水戸市袴塚の茨城大学前通りには、商店会有志による応援のぼり旗が設置され、次戦モロッコ戦へ期待は最高潮だ。

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2012年7月28日のニュース