×

理恵上り調子「凄くいい緊張感でできた」

[ 2012年7月28日 06:00 ]

平均台の演技を行う田中理恵

 手応え上々の会場練習だ。体操女子の田中理恵(25=日体大研究員)らが26日、本番会場のノースグリニッジ・アリーナで練習を行った。

 田中は平均台の着地で尻もちをついたが、他の種目では安定した演技を披露。「凄くいい緊張感でできた。器具も凄く良かった」と笑みを浮かべた。持病の腰椎分離症の影響で国内の試技会では精彩を欠いたが、この日は塚原監督も「調子が良かった」と評価。兄・和仁、弟・佑典の田中3きょうだいで臨む夢舞台へ、状態が上がってきた。

 27日の練習後には同監督が29日の女子団体総合予選のオーダーを発表。同予選は個人総合、種目別の予選も兼ねており、全4種目にエントリーし個人総合に出場するのは田中とチーム最年少・寺本明日香(16=レジックスポーツ)に決定。09年世界選手権銅メダリストの鶴見虹子(19=日体大)は、2種目のみのエントリーとなった。

続きを表示

2012年7月28日のニュース