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競技会場で不審物騒ぎ、2時間封鎖…福見ら柔道日本勢足止め

[ 2012年7月24日 09:41 ]

 ロンドン五輪で柔道や卓球、重量挙げなど7競技を実施する競技会場「エクセル」で23日、不審物が発見されたとして施設が約2時間封鎖される事態となり、会場視察で訪れていた柔道の日本女子代表チームが施設内に足止めされた。

 ロンドン警視庁の広報は「午後4時前に不審な包みが見つかったが、問題はなかった。不審物ではなかった」と話した。

 チーム関係者によると、園田隆二監督と48キロ級の福見友子選手(了徳寺学園職)ら選手7人が視察中、会場の係員から「不審物が見つかった」と告げられた。封鎖解除後もバスが動くめどが立たないため、予定を変更して電車で選手村に戻ったという。

 重量挙げの日本女子チームは同じ時間帯に練習した。チーム関係者によると、48キロ級の三宅宏実選手(いちご)らは約20分間バスに乗るのを待たされたという。閉じ込められた報道陣やボランティアは解除後に身体検査をされ、手荷物の中のパソコンまで調べる厳重なチェックを受けてから施設外へ出された。(共同)

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2012年7月24日のニュース