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黒キャブが抗議行動 五輪専用レーンに不満

[ 2012年7月24日 00:47 ]

 ロンドン五輪で関係者の輸送用に市内の幹線道路に設置される五輪専用レーンに不満を示し、地元名物の黒塗りタクシー「ブラックキャブ」の運転手らが23日、市中心部のテムズ川に架かる観光名所のタワーブリッジで抗議行動を起こした。

 参加者はクラクションを鳴らしながら片側1車線の橋を断続的にノロノロ運転で走行し、市民や観光客の注目を浴びた。主催グループは午後3時半から約3時間の抗議行動で千台を超える参加を見込んでいるという。17日にもウェストミンスター寺院などの観光名所で抗議した。

 五輪では選手、役員らをスムーズに移動させるため専用レーンが設けられるのが恒例だが、ロンドンは市内の道路が狭く一般車両の渋滞が懸念されている。(共同)

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2012年7月24日のニュース