内村“思い出の地”到着「ようやくという感じ」

ユーロスターでフランスから到着した内村（右）と加藤

　体操男子日本代表の内村航平（２３＝コナミ）ら５選手が１８日、フランス・アルクでの直前合宿を終え、高速鉄道「ユーロスター」で約１時間かけてロンドン入りした。

　セントパンクラス駅に到着した内村はホームに掲げられている大きな五輪マークの前で両手を広げてＶポーズで記念撮影するなどリラックスムード。０９年世界選手権個人総合で初めて世界王者になった思い出の地に到着し「ようやくという感じ。会場に行けば、気持ちも上がってくると思う」と笑顔で語った。

　アルク合宿では硬い器具への対応に苦慮していたが「フランスではうまく調整できた」と仕上がりに自信を見せた。