【大村・G1海の王者決定戦】枝尾 カド一撃!一気捲り切って2度目のG1制覇

[ 2023年11月17日 05:00 ]

<大村G1海の王者決定戦優勝戦>優勝盾を手に笑顔の枝尾(撮影・岡田 丈靖)
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 ボートレース大村の開設71周年記念G1「海の王者決定戦」は16日、12Rで優勝戦が行われた。レースはカド4コースから一気に捲り切った枝尾賢(41=福岡)が先頭ゴール。19年9月の江戸川64周年記念以来となるG1・2度目の優勝を飾った。2着は石野貴之、3着は坪井康晴。なお、今節の売り上げは104億8754万8300円で目標の90億円を大きく上回った。

 優勝戦はスタート展示が561・234で、本番は156・234。そんな激しい進入争いの中で、絶対的エース19号機を操る枝尾は変わらず4カドを確保。これが1Mで主導権を握る要因となったのは間違いない。コンマ06のスタートを放つと一気に捲り切った。通算200回目となる節目の優出で、見事にG1優勝を成し遂げて箔(はく)をつけた形だ。

 「本当にうれしいです。伸びは元々良かったので、回り足を求めるように調整しました。進入で深くなるのであればダッシュがいいと思っていました」

 インパクト絶大だったのが3日目12Rだ。大外からグイグイ伸ばすと、イン峰竜太までのみ込んでいった。攻めるレースを主体としている枝尾にとっては最高の相棒だった。

 「これからも伸びを中心に攻めていくレースをつくっていきたい。一走一走大事に走ります」

 来年3月、戸田で開催されるSGクラシックの出場権をゲットした枝尾。年末のGPシリーズ出場も見えてきた。

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