奈穂 福島リーディング必ず穫る!首位逃げ切りへ「結果出したい」

[ 2023年11月17日 05:08 ]

福島開催のリーディングトップを狙う古川奈穂(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 最終週を迎えた秋の福島開催のリーディング争いがシ烈だ。女性ジョッキー2人の熱き戦いがフィナーレを盛り上げる。現在首位を走るのはデビュー3年目の古川奈穂(23=矢作)。先週日曜12Rを11番人気の伏兵リーゼントミニーで逃げ切り、秋の福島5勝目。トップで最終週を迎える。「新潟で勝ち切れなかったレースが多かったので福島では結果を出したいと。まだ安心できるポジションじゃないですが、ラスト1週もしっかり乗って、いい結果で終わりたいですね」

 初の開催リーディング獲得へ、キリッと口元を結び勝負師の表情。土曜5頭、日曜3頭と乗り鞍は決して多くないが、勝利に届かせられそうな馬は多い。土曜1Rのアスクドンキバックに「しまいはいい脚を使ってくれる。流れに乗れたら」。日曜6Rのコスモララバイは前走が惜しい2着。「テンのスピードがあるし積極的に」と意気込んだ。

 《1勝差まなみは17鞍で逆転狙う》古川奈を1勝差で追うのが同期の永島まなみ(21=高橋康)。「古川さんを追いかけて頑張りたいですね」と逆転を狙う。土日で計17鞍。騎乗数的には断然有利だ。土曜9Rのバレンタインソングに「以前福島で勝たせてもらいました。馬群もそこまで気にならなかったので」。日曜8Rのコイニョウボウは「前走(4着)は直線で勝ったかと思ったぐらい。小柄な馬ですが、馬場が悪くなっても苦にしない」と期待した。

続きを表示

「2024 ヴィクトリアM」特集記事

「京王杯SC」特集記事

2023年11月17日のニュース