【芦屋ボート「SGボートレースオールスター」】守屋美穂 感謝を込めて3年連続のドリーム戦へ

[ 2023年5月22日 20:11 ]

オールスターに出場する女子選手たち(前列左から高田ひかる、守屋美穗、遠藤エミ、渡辺優美。後列左から中村桃佳、倉持莉々、平高奈菜、平山智加)
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 今年のオールスターには8人の女子レーサーが出場する。これら“アシヤンビューティー”の中で最も注目すべきは守屋美穂(34=岡山)だ。舞台の芦屋は特別戦(G2以上)で18年11月のG2レディースチャレンジカップ、翌年7月のG2MB大賞と2度の優勝歴があり「相性がいいですね。結果も出ていますし。ただ、しばらく走ってないので(21年7月のSGオーシャンカップ以来)、ここがいいとは言い切れないけど、とにかく相性はいいと思います」と語る。

 オールスターは6年連続7回目の出場。「3年連続でオールスターのドリームに選んでいただいて本当にありがたいですね。これまで結果を出せていないので(21年若松は落水、22年宮島は5着)、今年は結果で恩返しできればと思っています」と、5号艇発進の初日ドリーム戦から得意水面で猛加速を狙う。

 残る7人も楽しみな存在ばかり。SGウイナーの遠藤エミ(35=滋賀。初日3、8R)は2年連続7度目の参戦に「投票してくれた方の期待に応えられるように頑張ります」。まずは初出場だった16年以来の大会予選突破が第一目標だ。

 平山智加(37=香川。初日2、10R)は「芦屋は13年クイーンズクライマックス、19年ヴィーナスシリーズを優勝して結果は出せているレース場なんですが、あまり回数を走っていないのでイメージが…」と慎重な口ぶりだが、近況は2節前の地元まるがめで男子勢相手に今年初Vとリズムは上々。軽視はできない。

 平高奈菜(35=香川。初日1、7R)は「オールスターが終わったらF休みなので私が狙うのは一獲千金。今年最後の晴れ舞台ですからね。こんな実績もない私に投票してくれて本当にありがたい。感謝の気持ちを持って走ります」と意欲的だ。

 2年連続出場の高田ひかる(28=三重。初日6、10R)は「今年は出られると思っていなかったのでうれしい。調子が良くなかった時に投票してくれた6186票には感謝です」と語る。

 中村桃佳(30=香川。初日3、11R)は17年の福岡オールスター以来、6年ぶり2回目のSG。「自力でSGに出られないのでオールスターに投票してもらってうれしい(優勝した昨年の鳴門レディースチャレンジカップはクラシック出場権のないG2)」と喜びを語る。

 今回の女子で登録番号が最も若い倉持莉々(29=東京。初日4、9R)は2年連続出場。今回は「SGの水神祭は前回できたので、次の目標は準優進出。予選突破を目指します」。「冬場はペラが合わなくて苦戦した。夏の方が合う。ここからリズムを上げていきたい」と大暴れを目指すに期待しよう。

 渡辺優美(30=福岡。初日5、9R)がオールスターで待ちに待ったSG初出場。しかも舞台がデビューの地・芦屋とくれば、気持ちが入らないはずがない。「うれしい。投票してくださった方に感謝のひと言です。力を出し切れるように頑張ります!」と初日を楽しみにしていた。

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