【大村ボート「G1海の王者決定戦」】須藤博倫　円熟味増したさばきに注目

初日6Rで2着に入った須藤博倫
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　須藤博倫（45＝埼玉）は初日6R、3コースからコンマ12のトップスタートを放ち握って出ると、道中は竹井貴史と重成一人の猛追をしのいで2着。順調な船出となった。

　「スタートのしやすさはそこそこありますね。道中は重いなりに前に行っているターンもあった。これをベースにいきますよ」

　大村はこれまで7回の優出で3V。03年第7回誕生祭の覇者でもあり、水面のイメージは悪くない。

　また中田竜太、清埜翔子、プロ野球から転身した131期の野田昇吾と、3人の弟子から大いに刺激を受けている。「マスターズ（チャンピオン。4月18～23日、若松）にも呼ばれたし、ここから花を咲かせられるように心機一転、ボートレースに向き合っていきたい。好きですからね」。レースに臨む真摯（しんし）な姿勢は相変わらず。円熟味の増したさばきに2日目以降も注目だ。出番は5、9R。