【阪神JF】ラヴェル 無敗女王へ “姉超え”2歳G1タイトル目指す

[ 2022年12月5日 05:15 ]

デビュー2連勝でアルテミスSを制したラヴェル
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 2歳女王を目指す華やかな顔ぶれがそろった。中でもデビュー2連勝でアルテミスSを制したラヴェルが中心。前走は出遅れて後方2番手からになったが直線は上がり3F33秒0の末脚で差し切った。半姉ナミュール(父ハービンジャー)は昨年このレースで1番人気4着。姉超えとなる2歳G1タイトルを目指す。

 アルテミスSで1番人気2着のリバティアイランドが逆転候補。前走は直線で他馬に囲まれ、追い出しを待たされた。新潟のデビュー戦Vでマークした上がり3FはJRA史上最速タイの31秒4。スムーズに末脚を発揮できれば勝機はある。もみじS快勝ウンブライルも2戦2勝で底を見せていない。全兄ステルヴィオは18年マイルCS覇者。マイルへの距離延長にも対応可能だろう。連勝で札幌2歳Sを制したドゥーラもセンスが光る好素材。新潟2歳S勝ち馬キタウイング、ファンタジーSを逃げ切ったリバーラなど、さまざまな重賞を制した素質馬が初対戦となり、見応えのあるレースになりそうだ。

 ≪広いコース◎≫ラヴェルは無敗でG1舞台に向かう。前走・アルテミスSはスタートで後手に回ったが焦らず、道中9番手を追走。直線は馬群の外から鋭く伸び、先行勢をまとめて差し切った。福岡助手は「バネもあって身体能力が高い。広いコースの方がいいし、左右(の回り)も問題ない」と舞台を歓迎する。1週前追いは坂井を背にCWコースでいっぱいに追われ、6F80秒9~1F12秒3を刻んだ。態勢は整いつつある。

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2022年12月5日のニュース