【大井・東京盃】レッドルゼル差し切りV!大外から一気

[ 2022年10月6日 05:00 ]

直線大外から伸びて東京盃を制したレッドルゼル
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 中央交流の短距離重賞「第56回東京盃」が5日、大井競馬場で行われた。1番人気のレッドルゼルが直線差し切り優勝した。同馬には「第22回JBCスプリント」(Jpn1、11月3日、盛岡)への優先出走権が与えられた。

 「自分のリズムで競馬しながらという形だったのであの位置になった」と川田がレース後に話したように道中は後方2番手の外を追走。それでも終始余裕たっぷりの手応え。3コーナーから徐々に仕掛けて直線馬群の大外に持ち出すと一気に追い出した。先に抜け出したテイエムサウスダンを残り200メートルで射程圏内に入れると後は右ステッキの連打。残り50メートルで振り切るときっちり1馬身差をつけてゴールした。

 「休み明けが得意ではない馬だが、返し馬で動ける雰囲気があった。その通りの手応えで前をつかまえられた」と川田。凱旋門賞騎乗から帰国してすぐさまの重賞勝利にもクールにレースを振り返った。同馬にとっては権利を得るとともにJBCスプリント連覇へ、視界が一気に広がる勝利だった。

 ◆レッドルゼル 父ロードカナロア 母フレンチノワール(母の父フレンチデピュティ) 牡6歳 栗東・安田隆行厩舎 馬主・(株)東京ホースレーシング 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績22戦9勝(南関東2戦1勝) 総獲得賞金3億6820万3400円。

 ▼2着テイエムサウスダン(岩田康)全体的に大きくなっていたので、プラス14キロは関係なかった。次は頑張れそう。

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2022年10月6日のニュース