【福島テレビオープン】エイリアン快走で猛暑吹き飛ばす

[ 2018年7月20日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=19日】連日の猛暑でぐったりしていた小野。競走馬も暑さに弱く「この時季の調整は難しい」と調教師が話す姿を何度も目にした。仕上げに苦心するトレーナーは多いが「前走を使えたことで調整が楽」と手応えを感じていたのが黒岩師。22日11Rの福島テレビオープンに送り込むミュゼエイリアンは「ここが目標」と調整バッチリだ。

 18日は午前5時の開門と同時に坂路へ。4F51秒9〜1F12秒3の好時計をマークした。3走前の3月東風Sを逃げ切った時は水曜の最終追いで4F52秒4〜1F12秒9。好調ぶりはタイムに凝縮されていると小野は単純に考えたが「時計は気にするところではない。ひと追いごとの息遣いだよ」と黒岩師はポイントを挙げる。近2走は16、12着と2桁着順でも「挽回が可能。何が何でも前へ行く馬ではない。折り合いもつけられる」。小野は自信の言葉を並べる師を前にして、エイリアンの爽快な走りを予感した。

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2018年7月20日のニュース