【きさらぎ賞】サトノフェイバーがデビュー2連勝 クラシックへ名乗り「すごく楽しみ」

[ 2018年2月4日 16:28 ]

<京都11R・きさらぎ賞>古川を背に内で粘り、勝利するサトノフェイバー(左)
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 伝統の3歳重賞「第58回きさらぎ賞」(G3、芝1800メートル)が4日、京都競馬場第11Rで行われ、古川吉洋騎手騎乗の4番人気・サトノフェイバー(牡3=南井厩舎)が優勝。デビューから2連勝で重賞を制した。

 好スタートから先手を奪ったサトノフェイバー。直線では2番人気のグローリーヴェイズとの叩き合いとなったが、鼻差粘り切った。さらに2馬身半差の3着には5番人気のラセットが入った。勝ちタイムは1分48秒8(良)。

 なお、1番人気のダノンマジェスティは折り合いを欠いた道中から、4コーナーで外に大きく膨れて10頭立ての9着に終わった。

 サトノフェイバーはこれでデビューから無傷の2連勝。キャリア1戦の馬が同レースを制するのは初めてで鞍上の古川は「2戦目でこれだけ動いてくれて…」と驚きの表情。「スタートが上手なので、そこまで行く気もなかったんですけど、無理に引っ張るより自分のリズムでいかせました」とレースを振り返り、「スッといいポジションを取って、センスの良い走りをしてくれるのですごく楽しみです」とクラシックへ向けて、言葉が弾んでいた。

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2018年2月4日のニュース