【東京新聞杯】リスグラシューが惜敗にピリオド 武豊も成長実感「昨年とは違う」

[ 2018年2月4日 16:05 ]

<東京11R・東京新聞杯>レースを制した(8)リスグラシュー
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 伝統のマイル重賞「第68回東京新聞杯」(G3、芝1600メートル)が4日、東京競馬場第11Rで行われ、武豊騎手騎乗の3番人気・リスグラシュー(牝4=矢作厩舎)が優勝。およそ1年4カ月ぶりの勝利で重賞2勝目を挙げた。

 中団からの競馬となったリスグラシュー。手応え良く直線を向くと、馬群の真ん中を割って一気に先頭に。そのまま抜き出して完勝した。1馬身差の2着にはサトノアレス、さらに首差の3着にはダイワキャグニーが入った。勝ちタイムは1分34秒1(良)。

 1番人気のグレーターロンドンは先行する積極策を見せたが9着に沈んだ。

 リスグラシューはG1・2着3回があるが、勝利は16年10月のアルテミスS以来。「久しぶりに勝ててうれしいですね」と鞍上の武豊も笑顔。「ペースが落ちたときにかかりそうになりましたが我慢できました。昨年までとは違って反応が早かったですね」と成長を実感。「1600は結果が良いですし、楽しみになりました」と春の目標であるヴィクトリアマイル制覇への手応えを口に。自身は京都金杯に続いて早くも今年重賞2勝目となったが、「絶好調ではないですよ」と苦笑いを浮かべていた。

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2018年2月4日のニュース