【中京スポニチ賞】菜七子、副賞欲し〜い!?“社杯初勝利”狙う

[ 2018年1月19日 05:30 ]

「中京スポニチ賞」で社杯初勝利を狙う藤田菜七子
Photo By スポニチ

 中京土曜メイン「中京スポニチ賞」では“社杯初勝利”を狙う好調の藤田菜七子(20)に注目した。

 18年好発進の藤田菜七子(20)が今週は“社杯初勝利”を狙う。新年2週連続VでJRA通算22勝となった菜七子も、マスコミなど企業名の入った「社杯」はまだ勝ったことがない。今週は土曜中京メインの「中京スポニチ賞」でコパノビジンに騎乗。社杯ゲットで自身2度目の3週連続Vを目指す。

 スポニチ賞は昨年ステイヤーズS(サイモントルナーレ=10着)以来2度目の挑戦。もちろん「レース名は特に意識しませんね」と話すが、勝利騎手には副賞(中京スポニチ賞は商品券)が贈られると聞くと「そうなんですか!」といたずらっぽく目を輝かせた。

 コンビを組むコパノビジンには4度目の騎乗。昨夏の新潟では積極策で5馬身差の圧勝に導いた。それ以来3戦ぶりのコンビ復活で「新潟では強い勝ち方だったので、そのイメージで乗りたい。リズム良く運べれば」と意気込む。ビジンは1800メートルまでしか経験がないが、手塚師は「母の父がリアルシャダイだから大丈夫じゃないかな」と距離克服に手応えあり。最軽量51キロもアドバンテージになる。

 菜七子は年明け2週で【2・1・1・20】。「先週も先々週も勝つことができたけど、悔しいレースもあった」と反省も忘れていない。デビュー直後はひと目で菜七子と分かった騎乗フォームも、最近は格好良くなってきたと評判。「時々そう言ってもらえるのはうれしい。今週も頑張ります」と菜七子。3週連続Vとともに“スポニチ史”にその名を刻むか。

 ▼「スポニチ賞」は年間5レース。重賞はG3京都金杯(今年の勝ち馬ブラックムーン)とG2ステイヤーズS(12月1日、中山、昨年の勝ち馬アルバート)。他に中京スポニチ賞、夏には西部スポニチ賞(小倉)と札幌スポニチ賞がある。

続きを表示

2018年1月19日のニュース