服部候補生、清宮から刺激 騎手の卵がハム高卒新人と交流

[ 2018年1月19日 05:30 ]

競馬学校騎手課程34期生との交流会で、清宮(右)のトスを打ち返す服部候補生
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 競馬学校騎手課程の34期生と日本ハムファイターズ高卒新入団選手との交流会が18日、千葉県鎌ケ谷市の鎌ケ谷ファイターズタウンで行われた。

 清宮幸太郎(18)と初対面を果たした34期生の3人。大舞台に慣れた甲子園のスターとは対照的に、少し緊張した様子だったが、服部寿希君(18)が“お手本”を務めた木馬騎乗が始まると形勢が逆転。派手に鳴らしたムチに日本ハムのルーキーたちも思わず「うおー!」と声を漏らした。

 「200グラムくらいのムチとバットは全然重さが違った」と西村淳也君(18)が苦笑いを浮かべたバッティング練習だったが、目を輝かせていたのが服部君だ。小学1〜4年生まで野球をやっていて、清宮が上げたトスに快音を連発。「テレビで見ていた人にお世辞でも“完璧”と言ってもらえて感激した」と野球少年の顔をしていた。

 34期生は今月末の騎手免許試験をクリアし、卒業が認められれば3月から騎手としてデビュー。一足早くプロの道を歩み始めた清宮から受けた刺激は大きかったようだ。山田敬士君(20)は「“悔いのない準備をする”という話が印象的だった。レースごとに違う動きをする競馬にもつながると思う」と振り返っていた。

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2018年1月19日のニュース