【愛知杯】エテルナ 8度目挑戦で重賞初V ゲート練習実った

[ 2018年1月14日 05:30 ]

中京11R・愛知杯、好位から抜け出したエテルナミノル(右)が重賞初制覇
Photo By スポニチ

 13日、中京競馬場で行われた古馬牝馬重賞「第55回愛知杯」は6番人気のエテルナミノルが好位から抜け出し、8度目の重賞挑戦で初Vを飾った。

 四位を背に課題だったゲートをスッと出て、好位の外で悠々と運ぶ。直線で追い出すと馬場の真ん中を力強く突き抜け勝負を決めた。鞍上は「ハンデ戦ということもあって好位で進めた。厩舎が一丸となってゲート練習をしてくれたみたいで、ゲートの中でも落ち着いていた。しっかりと流れに乗れたのが大きかったです」と笑顔を見せた。

 愛馬の重賞初Vに本田師は「前走(5着)も出遅れがなければ勝ち負けだった。中間、ゲート練習したのが実った。中距離で持つのも分かったし、馬もしっかりしてきた。この後は少し間を空けようと思ってます」と話した。春の目標はヴィクトリアM(5月13日、東京)。古馬牝馬路線に楽しみな馬が現れた。

 ◆エテルナミノル 父エンパイアメーカー 母ダイワジェラート(母の父フジキセキ)牝5歳 栗東・本田厩舎所属 馬主・吉岡實氏 生産者・北海道新ひだか町フジワラファーム 戦績19戦6勝 総獲得賞金1億3106万6000円。

続きを表示

この記事のフォト

2018年1月14日のニュース