【万哲の乱 特別編】14日京都11R 堅実でも好配当?のソールインパクト

[ 2018年1月14日 08:00 ]

 京都11R・日経新春杯はメインレースなので予想はするけど、正直悩ましい。まず「馬場傾向」が判然としない。土曜9R・北大路特別でブルークランズの豪快な大外一気が決まったかと思えば、同10R・新春Sは伏兵エンジェルフェイスが正反対のイン逃げ。メイン11R・淀短距離Sは前に行った2頭で典型的な「行った行った」。逃げも決まるし、外差しも決まる。スロー逃げ!?は確実なロードヴァンドールの粘り込みは考えられる舞台設定だ。

 ただ、配当面を考慮すれば、◎ソールインパクトが妙味。これまで32回走って、1着4回、2着5回、3着は実に11回。堅実な半面、勝ちきれないイメージがあるのか?昨年7月七夕賞(3着)が7番人気なら、前走・アルゼンチン共和国杯(2着)も7番人気と、人気になりにくいお買い得タイプでもある。今回も最終的には4〜6番人気あたり?ただ、前走・アルゼンチン共和国杯の3着馬セダブリランテスが中山金杯を勝ち、4着アルバートがスポニチ賞ステイヤーズSを勝ったことからも、前走2着は価値がある。前に付けても折り合える操作性の良さを生かせれば、ヴァンドールをマークできる2〜4番手は好位置。ハンデ54キロも他馬との比較からはまだ有利。京都芝は3回走って2着2回、4着1回と大崩れがないのも魅力。

 《もうひと押し》中山6Rは◎ランスマン。昨夏新潟の新馬戦(1着)で負かしたダノンスマッシュは朝日杯FS5着。レース当日にテンションが上がるのが鍵だが、潜在能力は高い。前走・黒松賞(5着)も大負けしたわけではなく、ここは見直したい。

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2018年1月14日のニュース