【梅ちゃん先生・特別編】東京７Ｒ　アオテンの勢い

　転厩初戦の前走で３着に追い込んだアオテンを狙う。３カ月の休養明けで馬体重１０キロ増の太めでも直線猛然と差を詰めた走りは評価できる。「１度使ったことで素軽さが出てきた。（中山から）直線の長い東京コースに替わるのもプラス」と高橋文師は言う。稽古では土曜の京都オープン特別、室町Ｓ２着のニットウスバルに食いさがる覇気にあふれた動き。公営・園田で３戦連続圧勝のスケールは中央でも通用する。

　≪新潟１１Ｒ　ヒカリブランデーで乾杯≫夏に弱いヒカリブランデーが、気温の低下とともに復調気配。休養明けでも１０本余の豊富な追い切りで万全に仕上がった。今春は中央場所（中山、京都）の現級でも４、３着。鞍上に菱田を起用して勝負だ。

　≪東京１２Ｒ　締めくくりはエニグマ≫エニグマは昇級戦でも買いだ。前走は出遅れながら小回り中山ダートで大外一気の追い込み。１０００万でも即通用する瞬発力を見せた。１２００メートルの速い流れを追走するのに手間取っていただけに距離延長もプラス。