【富士S】エアスピネル快勝 不良馬場を物ともせず 武豊「完勝だった」

[ 2017年10月21日 15:54 ]

 「第20回富士S」(G3、芝1600メートル)は21日、東京競馬場で行われ、1番人気のエアスピネル(牡4=笹田厩舎、父キングカメハメハ、母エアメサイア)が不良馬場を物ともせず快勝した。勝ちタイムは1分34秒8。

 先団4、5番手を追走し、最終コーナーで先頭に並びかけながら外めのコースを通って直線へ。ラスト1ハロンを切ってからは、鞍上のゴーサインに応えて力強く伸びた。

 手綱を取った武豊は「完勝だった」と笑顔。「スタートも良かった。道中もいい走りだった。道悪も苦にしない」と口も滑らか。「どんな距離でも走るが1600メートルが安定している」と話した。

 2馬身差の2着は4番人気イスラボニータ。道中はエアスピネルの後方6、7番手を追走。直線で末脚を伸ばしたが、勝ち馬に押し切られた。さらに半馬身差の3着には人気薄のクルーガーが入った。

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2017年10月21日のニュース