【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】21日京都11R ハイペース必至で関東馬ニットウスバルが直線一気

[ 2017年10月21日 08:00 ]

 予想が的中したから振り返るわけではないが、先週の秋華賞は今年のベストレースと言ってもいいほど見応え十分だった。カワキタエンカが重馬場で1000メートル通過59秒1というハイラップで逃げたことで、言い訳のできないタフな展開。最後は道悪の適性が出たのも確かだろうが、ディアドラの最大の勝因はルメールの手綱さばきだ。後方から3〜4コーナーで迷わず最内を突いてポジションを上げ、直線では一度もブレーキをかけることなくスムーズに加速して差し切り。興行の観点から言えば、まさに「お客を呼べる」素晴らしい騎乗だったと思う。

 今週の菊花賞も道悪というファクターが加わって実に面白い一戦。その勝負資金を今日の京都11R・室町Sで増やしたい。狙いは関東から遠征する◎ニットウスバル。京都ダート1200メートルは過去2回遠征して1、3着と好相性。追い込み脚質が災いして惜敗が多いタイプではあるが、今回は前走の交流G3・テレ玉杯を逃げ切ったサイタスリーレッドを筆頭に強力先行勢がズラリ。ハイペースでニットウスバルに流れが向く公算が大きい。それでも力量的にはサイタスリーレッドが一枚上だろうが、同馬は前走から3キロ増のハンデ57キロ。一方、2走前の天保山Sが56キロで3着だったニットウスバルは今回ハンデ55キロ。差し切りを期待して、強気にアタマ勝負だ。

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2017年10月21日のニュース